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3月18日
「モノづくりアートコンテスト2024」で準ブランプリを受賞されたアーティスト小幡海知生(おばたみちお)さんを訪ねてきました。
こちらは、小幡海知生さんのモノコン2024準グランプリ作品
「みちを水族館」
只今、「ギフテッドアート美術館MOGA」で展示中です。
小幡さんのアトリエは埼玉県の静かな住宅街にあるご自宅です。
お母様と二人、にこやかに迎えてくださいました。
玄関脇のお庭には小幡さんが幼い頃に創ったこんな可愛いオブジェが♡
小幡さんがアートを描き始めたのは小学校3年生頃だったそうです。
口下手でなかなか友達や周りの人とスムーズにコミュニケーションを取りずらかったため、子供ながらにストレスをためることもあったとか。
そんな中、ある日、海知生さんが紙に一生懸命絵を描いていたそうで、ご両親がその姿を見て、絵を描くことが海知生さんに取って言葉よりも自分を表現できるものではと、先生について絵を習うことにしたそうです。
海知生さんの絵を始めて見た先生が海知生さんから秘めた才能を感じ、その後もとても熱心に指導されたそうです。
小幡さんが幼い頃描いたアート
成人された海知生さんは職業について働いていましたが、腰を痛め、継続できない状態になりました。
そんな海知生さんをお母様は、「何とか仕事に就かせたいと思い、焦ったりもしましたが、今は、海知生は仕事に就かずとも、絵を描くことで生きがいを持てる」と気持ちを切り替え、その後はずっとご家族みんなで海知生さんのアートを応援してきたそうです。
小幡さんの原画アート
アートでその才能をぐんぐん発揮された海知生さんは、市長賞や数度に渡る二科展デザイン部入選、アートビリティカレンダーに採用されるなど数多くの受賞をされています。
◎こちらは作品集から
海知生さんのアートはとても色彩が豊かです。
そして、観た人を惹きつける迫力が伝わってきます。
それでいてどこかユーモアがあり、暖かさも感じます。
海知生さんに対するご家族の暖かな愛情がアートにも表現されているように思いました。
海知生さんは、幼い頃から野球と水族館が大好きだそうです。
水族館を訪ねて山形まで行ったこともあるとか・・(;^_^A
興味があるとどこへでも一人で出かけるほどアクティブです。
そして、今は人とお話をするのも好きで、お会いすると私たちにも気さくに色々なお話をしてくださいます。
残念ながら昨年、海知生さんを応援してくれていたお父様が亡くなられ、今はお母様と二人暮らしをされています。
お父様が亡くなられてから少しアート制作が出来なかったようですが、『これからまたアートを描いて行きたいです!』と元気な笑顔を見せてくれました。
海知生さん、お母様、たくさんの素晴らしいアートを見せて頂き、そして、たくさんの素敵なお話を聞かせて頂きありがとうございました。
海知生さん、方向音痴な私を案じて駅までお見送り頂き、嬉しかったです。
外は少し北風が冷たく感じましたが、とても暖かな気持ちで帰ることができました。
豊かな一日をありがとうございました。
応募受付は4月1日からです!
コンテストの詳細は↓からご覧ください。
https://and-yumelabo.com/contact/app_contest/
受賞作品、優秀作品は障がい者のアートを常設展示する「ギフテッドアート美術館MOGA」で展示します。
また、商品化のチャンスもあります!
♦ギフテッドアート美術館MOGA&カフェMOGA
豊島区南長崎4-12-20
03-4400-8085
営業時間:10:30~17:00まで
定休日:月、火曜日 ※4月1日から月曜日のみ定休
♦カフェMOGA
cafemoga.hp.peraichi.com/index
♦インスタグラムも見てね!
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