モノづくりアートコンテスト2022年受賞作品

2022年
グランプリ賞

「シロイセカイは夢の中アニマルだらけ」

カミジョウミカ

作品番号:22001

夢の中の世界を表現。猫、うさぎ、パンダ、カエル達が仲良く遊んでいるシーンを生き生きと描いています。大胆な動きのある構図、極微細なパターンとライン表現が全体にダイナミズムを生み出した、強い印象を与える作品です。

2022年
準グランプリ賞

「ゴルゴン・ラビリンス」

高橋悠哉

作品番号:22002

赤紫色の魔界の海から怪物を次々に生み出す瞬間を描いています。絶妙な原色使いによる怪物キャラクターたちは、一度見ると忘れられないでしょう。ユーモアのある想像力豊かな作品です。

2022年
大宮マルイ賞

「太陽に向かって」

小野明日香

作品番号:22005

太陽の光に育まれたカモは、やがて成長し空を飛ぶ。外からの光を受けたステンドグラスの光感の表現は素晴らしく美しいです。見た人に明日への希望を抱かせる作品です。 この作品は大宮マルイ店への出品16 点中1位の高い人気を得られた作品です。

2022年
聖徳大学
福祉学科賞

「Tomoya の作品」

Tomoya(CIL ひこうせん)

作品番号:22006

さて何種類の動物たしがいるのだろうと数えてみたくなる。つぶらな瞳のキャラクターたちが紙の中で生き生きと動いています。シンプルな線画による表現が独特のイメージの世界へ導いてくれます。聖徳大学福祉学科の皆さんには絶大な人気がありました。

2022
編集後記

障がい者アートと一言でかたずけたくない思いは、
ポジティブな才能として開けるアートの世界があるから。

「モノづくりコンテスト」 3年目を迎えた応募作品 その1点1点になぜか心を揺さぶられ、 思わず見入ってしまう理由は見えない 「意思」がそこにあるからなんだ、と思いました。

さて、TV報道でのウクライナ戦争の現地の状況は破壊を尽くされ悲惨な姿に変貌した姿が映し出されています。 美しい彩りの街路樹や人々の笑い声で包まれたであろう街並みは完全に色のない無彩色の世界、悲しみだけが残る無音の世界に変わり果てました。 こんなことがこの世紀に見ること自体が信じがたく、人間の愚かさに怒りと悲しみに襲われました。

ピカソが「ゲルニカ」を描いた 85年前の気持ちはこんな風だったのかなと、ふと想像しました。 こんな世界だからこそ夢や希望、 絵を描きたいという情熱、人間愛、そして溢れる自由が必要ではないでしょうか。

「目に見えるものと目に見えないもの」 「大胆さと繊細さ」 「強さと弱さ」 そんな相反する感覚が絵に内包されている良い作品が多くあるのは、みなさまだからこそ多くを感じ取り表現できるものだと考えます。 アートの世界では、障がいであることがポジティブな才能として開ける世界だと改めて感じています。

流されて遅れがちな背中をみんなのアートの希望が押してくれるのではないか、そんなことに思いを馳せました。

モノづくりアートコンテスト(monocon)

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