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【報告】「日本でいちばん大切にしたい会社」日本理化学工業株式会社訪問

5月15日 今日は楽しみにしていたチョークのメーカー日本理化学工業株式会社大山社長との面談の日です。

日本理化学工業さんは、「日本がいちばん大切にしたい会社」に選ばれた会社です。

そして、社員の60%が障がい者という稀有な企業。

また、お米から採れるワックスを使用した画期的なチョークの開発、商品化でも今、注目されています。

日本理化学工業株式会社
日本がいちばん大切にしたい会社 日本理化学工業株式会社

 

Kitpas
お米で作ったチョーク
「キットパス」

今回の訪問の目的は、

・障がいのある人たちと共に働く仕組みづくりをされている大山社長の経営理念を伺いたい

・現場で障がいのある人たちはどんな仕事をし、どのように働いているのか、その仕組みの現場を見学させて頂きたい

・私たち一般社団法人むすびの障がい者支援と重なることは何か

そんな思いを抱いての訪問です。

 

【大山社長のお話】

私は現在働いてくれている障がい者を障がいがあるから雇用したのではありません。

働くことに意欲と希望と能力のある方たちだから雇用してきました。

現実に彼らは本当に一生懸命働き、会社のために尽くしてくれています。

今は彼らなくして私共の事業は成り立ちません。

とはいえ、障がいがあることで「できること」「できないこと」はあります。

そこは、作業方法の工夫・改善を行い、環境作りに努めています。

また、社員全体が常に相手を理解することに努め、お互いを受け入れながら共に成長していくことで物心両面の「働く幸せ」

実現を追求しています。

みんな自分の与えられた仕事、任された仕事に誇りと自信をもっています。

日本理化学工業株式会社大山社長
日本理化学工業大山社長と大石明恵代表

 

★人と人との繋がりに「障がい者」という概念を外し、「共にこの世に生きる人たち」として向き合う大山社長。

そして、お互いを理解しながら「物心両面の働く幸せ」を追求する姿勢は、アートを通して障がい者の「物心両面の幸せ」を願う

むすびの障がい者支援の根幹と同じくするものです。

また、そのための「仕組みづくり」も共通しています。

 

【♦むすびの障がい者のアート支援と★日本理化学工業の雇用の仕組み】

モノづくりアートコンテストで作品を募集            

求人募集に応募

 ♦商品プロデュース

本人の能力に合わせた作業に配置・環境づくり

  商品化        

仕事を任せる(責任感とプライド)

作者へ利益の還元                    

★給与を払う

  ♦作者の創作意欲と経済的自立を支援

★働くことの喜びと経済的自立を支援

 ♦モノづくりアートコンテストへのチャレンジ

★自分の仕事に励む、チャレンジする

 

「経済的自立」と「生きる意欲」が循環する仕組み。日本理化学工業さんは「働く」で、むすびは「アート」で創出しています。

 

【工場で働くみなさんを見学】

作業は全てオートメーション化、システム化されていて、各ポジションで各々の仕事を任されています。

大山社長がおっしゃる通りそれぞれがその仕事のプロです! それにしても仕事が早いっ!!

この道20年以上のベテランも大勢います!!

 

日本理化学工業株式会社川崎工場で働く障がい者
日本理化学工業株式会社川崎工場で働く障がいのある社員さんたち

 

日本理化学工業株式会社川崎工場で働くみなさん。
任された仕事に取り組むみなさん

 

日本理化学工業株式会社川崎工場見学

 

★日本理化学工業株式会社と一般社団法人むすびが互いに協力できることを目指して!

大山社長、社員の皆さまありがとうございました!

「むすびさんと弊社とお互いに大事にするもの、目指すものは同じです。これから共にできることは何か・・私も考えてみます。

ご一緒できるのを楽しみにしています!」

大山社長からの嬉しいお言葉。

この素敵なご縁が形となりますよう 私たちも企画を考えたいと思います!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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